【返済71ヶ月目】30代会社員の奨学金返済のリアルな現状

奨学金

皆さんこんにちは。

私はむーさんと申します。獣医師資格を取得するために1,000万円以上の奨学金を借り、現在は会社員として働きながら返済を続けています。また、奨学金に関する情報を発信しています。

私は2018年3月まで奨学金の貸与を受けており、同年10月から返済をスタートしました。
2024年8月27日現在で71ヶ月間返済を続けていることになります。

今回は、1,000万円以上の奨学金を借りた私の返済状況についてお伝えしたいと思います。

10月から新たに奨学金の返済を始める方も多いかと思いますので、これから返済が始まる方や返済中の方、さらにこれから奨学金を借りようと考えている方やそのご家族にとって、私の経験が参考になれば幸いです。

今後も、時折、現状報告できれば面白いかなと考えています。また記事を書くかもしれませんのでお楽しみにしていてください。

プロフィール
むーさん

奨学金1000万円の会社員獣医師。返済に苦しみ家計改善のためにFP3級を取得。自らの体験とFPの知識をもとに奨学金にまつわる情報や、返済しながら豊かに生きる知恵について発信している。

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むーさんの奨学金返済状況(2024年8月27日現在)

私が貸与を受けている奨学金は日本学生支援機構のもので、以下の2つになります。

  • 第一種奨学金
  • 第二種奨学金(支払い利息0.28818181%)

総貸与額(最初に借りた全額)と現在の返済残額を表にすると以下のとおりになりました。

奨学金の種別返済総額
(元金)
返還残額
(元金)
残り回数
(月返済額)
第一種約227万円約160万円169回
(9,450円)
第二種約792万円約175万円52回
(33,964円)
合計約1019万円約335万円
むーさんの奨学金返済状況(2024年8月27日現在)
むーさん
むーさん

我ながら、頑張っているのではなかろうか・・・!

有利子の第二種奨学金を優先して繰り上げ返済しています。

返済が終了した金額の割合は、第一種が29.5%、第二種が77.9%、全体で見ると67.1%になりました!

今後の返済の目標

現在残っている奨学金の元金は全部で335万円です。

第二種奨学金については元金に加えて利子がついて来ます。

当面の目標は有利子である第二種奨学金を返済終了させることです。残り元金175万円ですので、会社賞与などを返済に当てつつ、最短で返済したいと思います。

奨学金に限った話ではありませんが、一般的にローンや借金を複数抱えている場合は、均等に返済を進めるよりも、一つローンの返済を終わらせてしまったほうが月々のキャッシュフローは改善されます。

私の場合も第二種奨学金の返済が終了すれば月々のキャッシュフローが良くなり、生活により余裕が生まれるはずです。

むーさん
むーさん

月々の手取りが33,964円増えるような感覚だもんね!

人によっては奨学金は金利が低いから、繰越返済せずに投資してイールドギャップを取った方が賢いと考える方もいると思います。

イールドギャップを取るとは?

今回のケースで説明すると、借金で資金を調達し、その資金を別の投資に回して利回りを得る戦略。このような状況では、借金の利息(コスト)よりも投資から得られるリターン(利回り)が高ければ、借りたお金を使うことで利益を得ることが可能になる。

あくまで私の考えですが、奨学金の返済を後回しにして、投資のリターンを狙う戦略は万人にはおすすめしにくいです。理由は、以下の2点です。

  • 奨学金返済が残ることでキャッシュフローが悪くなる
  • 投資は確実ではないことから、リスクが伴う

かといって、金融投資を全くしないというのも、機会損失であるので、月3万円程度無理のない範囲でのインデックスファンドの積立投資は行っていますが、基本的には奨学金返済を優先していくつもりです。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

奨学金返済のリアルな部分を公開しました。少しでも皆様の奨学金の返済計画を立てる参考になれば幸いです。

今後も淡々と奨学金返済を頑張っていきたいと思います。また進捗報告しますので楽しみにしていてくださいね。

他にも奨学金に関することや、人生を豊かに生きるヒントについて発信しています。

いろいろと役に立つ記事も書いているので参考にしてみてくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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